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フロントカウル周辺の錆びや汚れなどの除去錆び止め作業
作 業 記 録 画 像 コ メ ン ト
1 こカウルの中、奥の方には吸気取り入れ口
があります。
良く見えませんが、この上部にはどうやら
ゴム製の蓋らしきものが見えたので、接着
していまわないようウエスとガムテで養生を
します。
2 先でお話した上部カウル内に入った水は
左右に流れて左の画像の縦樋のような形状
の部分に落ちてきます。

そしてその縦樋の出口にはゴム製の蓋があります。
すなわちカウル上部から入ったゴミや枯葉などは
全てここに溜まる事になります。??
意味が判りません!この様な隠れた部分に汚れを
貯めたら錆が直ぐに進行するのは判りそうな
気がします。

なので、ここのゴム蓋は今回撤去します。
3 針金でゴミを欠き出して、その針金にウエスを
結んで中を通過させて、汚れを除去しました。
4 その後、エアーガンの圧力を10kgほど
掛けながら上から下から吹き飛ばします。

この時のゴミも、お茶碗で一杯ほど
入ってました。
5 次には、洗浄ガンで(シンナーを使用)
内部を洗浄し吹き飛ばします。
6 上から下まで、カウルの中も洗浄です。
7 という事でマスキングをして、錆び
止め剤を吹き付けます。
上部のカウルから吹き付けて、
両側の縦樋から流れ出るほど吹き付けます。
8 霧状になってボディーにも多少
掛かりますが圧力は2kg程で
ガンのレバーを調整しながら
内部の奥の奥まで吹き付けます。
9 錆び止め剤を塗布した後の半乾き状態です。
テカッてるのが判りますでしょうか?

ネジが入るナット部分には液が入らないように
養生をしてあります。後でネジがきつくなって
大変になりますからね!
10 この錆び止め剤「セプター」は錆びの組織
の中に深く浸透するため、吹き付け量が不足
しているとテカリが無くパサつくそうです。
その場合は、再度その上から塗布すれば
OKです。
11 判りづらいですが bR1番の画像と
比べると一番奥の穴が空いているところ
まで、液が届いているのが判りますか?
12 トランクルーム内部の錆び止めも同様に
「セプター」ですが、これは刷毛で塗り
込みました。

まだ、この外側部分が土の様な状態なのか
判っていないのでこの後の状況をよく観察
してみます。
13 今度はフロントフェンダーに錆び止め剤を
塗布します。
足付けはワイヤーブラシをサンダーに取り付
けて行うのとペーパーを使用です。
14 複雑な造形をしている部分の足付けも
大変ですね。
15 この錆び止め剤「セプター」は丈夫に
残っている塗膜部分はそのままで塗布
可能なので足付けにはあまり気を使わ
ず行っています。
16 右側部分の塗布状況ですが、見えない部分
なので刷毛で厚塗りをしました。
17 同様に左側も錆び止め剤を塗布しました。