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リアガラスのサッシュ周り錆び対策と水流れの改善
作 業 記 録 画 像 コ メ ン ト
1 このステンレスサッシュ枠の取り外しには
かなり難儀しました。

外す要領が判るまでに1時間位、奮闘しました。
中の止め具が一部鉄製で殆どが樹脂製なので無理を
すると割れそうだから、随分慎重に外しました。
2 ステンレスサッシュ枠の取り外し過程です。
外した中は、ゴムシールでビッチリです。

しかしこの後で紹介しますが、このゴムシール
に不具合の疑惑が想定されます。
3 外したリヤウインドウ周りのステンレス
サッシュです。
4 ステンレスサッシュを外した後の
リヤウインドウ上部の錆び部分
5 上部のコーナー付近にも薄っすら
錆が出ています。
6 リヤウインドウガラス周辺にゴムの充填材が
盛り上がっているのが判りますか?
7 ボディーとガラスの間には、本来溝が
形成されて、そこを雨水が流れる構造が
正解なのかなと思います。
8 ステンレスサッシュを外すのに苦労した
原因の一つは、このゴムの充填材がビッチリ
入っているために、樹脂のフック部分が
なかなか押せませんでした。

なので今回は、余計なゴムの充填材を
剥離します。
9 リヤウインドウ左側の部分にも薄く
錆が出ていました。
10 見て下さい。これほどのゴムシールが
詰まっていたら、サッシュ固定用の樹脂
フックが動きません。

それよりも一番まずい所は、リヤウインドウ
下部には雨水抜け用の溝が数箇所ありますが、
殆どゴムシールで埋まっています。
これでは水が溜まるだけで、出るところが
ありませんので、今回この辺も改修します。
11 リヤアウインドウ最下部の水が溜まりやすい
部分に錆が集中しています。
12 リヤガラスの縁からカッターを入れて
全周のゴムシールを剥離します。
13 このゴムシールを剥離すると排水用の
溝が形成されます。
14 このように溝が出来ます。
15 この後、良く清掃して錆び止めをします。
16 不要なゴムシールを剥離すると、御覧のように
赤いテープが通ってる所に水の流れが出来ます。
17 多少の錆びは有りますが、重症でも無いので
いと安心です。
18 この様に全周に渡り不要なゴムシールの
剥離が完了です。
19 マスキングも程々に、本日の作業はここまです。
次はトランク廻りと一緒に、錆び止めをやります。
20 リヤガラス周囲の不要なゴムシールを切り取り
集めてみたら、両手に一杯位有りました。